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トイレットペーパーがどこにも無い。トイレットペーパーが売り切れとのニュースが入り、人々がパニック買いを始めた(私もそのうちの1人なのだが)。こんな田舎でさえもトイレットペーパーが売ってない。マスクやティッシュペーパーが売り切れならば、なんとか我慢できるが、トイレットペーパーが在庫切れだとこれは困ってしまう。どうやって便の始末をしたらいいのか。
昔のポットントイレだと、新聞紙を切ったものとか、他の硬い紙で代用もできたが、水洗トイレだと水溶性の紙が必要だ。文明社会は便利だが、ちょっと歯車が狂うと、全てに影響を及ぼす。
とにかく、今回の事件で、いつ非常事態が起こるかわからないので、生活必需品は最低1ヶ月分の在庫は必要だという教訓を得たように思う。
さて、勤務校だが、卒業式、卒業パーティが取りやめとなった。袴のレンタル業者やホテルにとっては悪夢のようなコロナウイルス騒ぎであった。3月に予定していた私の研究発表は名古屋である予定だったが、これも昨日連絡が来て取りやめとなった。
小学校、中学校、高校と休校することろがほとんどになった。評論家の中にはやり過ぎと非難する人もいるが、このような国難の時は、何が正解かは正直言って分からないだろう。政治家も大変だ。学校を続けていたら、「危機感が足りない」とお叱りを受けるだろうし、休校にしたら、「やり過ぎだ、強権発動だ」と非難される。何をしても評論家やコメンテイターからは噛みつかれる。
アメリカの知人に連絡してみたら、オレゴン州では、まだマスクは豊富にあるそうだ。しかし、アメリカでも遅から早かれ、新型肺炎は拡散するであろうから、マスクは早めに購入していた方がいいだろう、とアドバイスをした。
さて、今日からは3月1日だ。つまり春なのだ。春になったので、この忌まわしいコロナウイルスの騒ぎが一段落することを強く望むのだ。
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