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今朝、アパートで出勤の準備をしていると、広報車が通ってアナウンスをしている。内容は、「昨晩、67歳の男性が行方不明になりました。心当たりのある方はご連絡をお願いします」と、あって、その人の身長、体格、服装、居住地などがアナウンスされていた。
行方不明というが、どのような状況なのか。大雨で用水路を見に行って川に流されたというのはよく聞く。しかし、昨晩はもう雨もやんで川の水も落ち着いている。川に流されたというのは考えづらい。
すると、痴呆症ということか。気になるのは、その人が自分と同じ年であることだ。67歳だともう痴呆症になる人もでてくるのか。そう考えると、自分は焦ってしまう。自分が痴呆症になる前に、行うべきことはたくさんあるのだ。
Myriams-Fotos / Pixabay
子どもが卒業まで仕送りをして、そのあと教育ローンの支払いをして、自宅と実家のリフォームをして、と沢山の仕事がある。痴呆症になっている余裕はないのだ。
今日の朝、シャワーを浴びた。最近は頭を洗うと抜け毛がたくさんでてくるので困っている。頭のてっぺんはかなり薄くなってきた。父親は私の年齢の時は、まだけっこう髪があった。しかし、私は父親よりも7,8年ほど早くハゲが進行している。これも困る。
髪の毛は重要である。つまり、頭脳を強い打撃から守るのである。頭蓋骨も打撃から守ってくれるのだが、髪がフサフサだとその打撃がより一層緩和される。髪が薄くなることは、神様からの、「おまえの老いた頭脳はもう守る必要はなくなってきた」というメッセージなのだ。
最近は自分は常に帽子をかぶっている。夏で暑いので日よけという意味もあるが、何かが落ちてきて頭に当たっても髪の毛の代わりに打撃を緩和させたいと考えているからだ。
自分の髪はほとんどが白髪だ。もうこうなると新し毛は生えてこないのか。ただただ、抜けてゆくだけか。育毛剤を使ったら効果はあるのだろうか。
認知症とハゲ進行が自分にとって最大の心配事だ。