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昨日はとても暑かった。私は家族と共に岐阜県博物館を訪れた。この博物館は関市にある、岐阜県百年公園の中にある。広々として駐車場も広い。駐車料金は無料である。
さて、駐車したのはいいが、広いでの博物館がどこか分からない。駐車場からどこの方向に行こうか、迷っていたら係の人が声を掛けてくれて、「この道をまっすぐ行くように」と方向を示してくれた。博物館まで、かなり歩くようで、暑い中、これは大変だなと正直思った。
すると、ちいさなトローリカーのようなものがある。これに乗って坂道を数分登ってゆけばいいのだ。おもちゃみたいだが、小学生などにアピールするように作られた交通機関だ。
さて、降りると博物館の入り口が見えてきた。入り口の受付に行く。入場券は大人は600円、大学生は300円、高校生以下は無料とのことだ。家内と大学生の息子の分を合計で一緒に払って1500円だ。
中に入るとこの博物館の特徴は、岐阜県に関する歴史、自然、すべてを説明しようというコンセプトで作られた博物館であることが分かった。まあまあの広さである。
自然関係の展示物は写真撮影は大丈夫だが、人文関係の展示物は写真撮影は禁止されていた。私個人としては、人文関係の展示、仏像や絵画、書簡などが興味を引かれたが、それらの写真が禁止されていたのは残念であった。
ただ、庶民の暮らしのコーナーは写真撮影は大丈夫であった。自分としては、古くから伝わる紙すきの技術に関心があったので、その場面を再現したコーナーは関心があった。そう、こんな風に紙を製造していれば、これは貴重品になるのだと思った。
以前、時代劇の中で、武士が袂から紙を取り出して鼻をかんだという描写があったが、これは本当かな、そんなに鼻紙が普及していたのかな、と疑問に思ったことを思い出した。
自然については、岐阜県が氷河期から多様な動植物に恵まれていたことが分かった。様々な川魚、それを狙う川鳥たちがいる。また、剥製にした動物の標本が置いてあった。これらはかすかな保存剤の匂いがして鼻につく。