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岐阜県の関市には、円空ゆかりの地が多い。今日は円空館を訪問した。円空は修行僧・仏師として木彫りの仏像を多数掘ったことで知られている。
円空は、1632年に美濃国に生まれる。30歳の頃、伊吹山で修行をした。32歳の頃に、今の郡上市の美並町の神明神社の神像を彫った。そして、北海道にもわたって像を彫った。そして各地で像を彫り続けたのだ。そして、1695年に64歳で、関市の池尻弥勒寺にて亡くなった。
円空の足跡を訪ねて、今日はまず弥勒寺へとゆく。
そして、円空館に向かうのだ。弥勒寺から歩いて330メートルほどの距離になる。この辺りは円空由来の地がたくさんあるので、地図を見ながら要領よく歩く必要がある。
案内に沿って歩いてゆく。
道を歩いてゆく。竹がたくさん生えている。タケノコを取らないようにとの注意書きがある。ちょっとした山道を登るとすぐに円空館が見えてくる。
さて、円空館に入る。小さな建物だ。入場料は1人250円である。館内は写真撮影はできないとのこと、残念ながら展示されている木彫りの仏像の写真を見せることはできない。肝心要の仏像の写真がないので、このブログは画龍点睛を欠くということになる。
これらの仏像の特徴は、素朴であるが精神性の高さを感じられる。と、やや抽象的な言い方になるが、とにかく、純朴さが愛嬌でいいのだ。
円空は12万体ほどの仏像を掘り、現在では5,500体ほどが発見されていて、この関市にも330体が保管されているという。この円空館では100体ほどが展示されているようだ。
この日は忙しかったので駆け足で見学をしたのだが、今度じっくりと時間をかけてみたいものだ。
なお、円空館とナビに打ち込んできたら、弥勒寺の駐車場に来てそこから歩くことになった。しかし、円空館の裏にも駐車場があるので、今度訪問する時は、そこに駐車するようにしたい。弥勒寺から円空館までの山道は風情はあるが、虫がいたりして刺されたりする。気をつけるように。
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